ABOUT
医師紹介PROFILE
院長の磯野泰大と申します。垂井小学校出身で、垂井曳山祭りにも参加させていただいたこともあります。大学進学まで垂井町に住んでおり、大学進学後は羽島市民病院で行った初期臨床研修の2年間を除いては、主に横浜で約20年過ごしてまいりました。最近まで、このタイミングで戻ってくるとは私自身も思っておりませんでした。たしかに、いずれかは戻って・・・とは考えておりましたが、日々の生活の中で、まだ10年くらい先のことくらいにしか考えておりませんでした。しかし、COVID-19の流行で移動や行動が制限される時期が続き、都市における人と人との繋がり方に疑問を感じることや、一方で家族のありがたみを感じることが多くなりました。また、海なし県ゆえの性とも言えるかもしれませんが、これまでは海への憧れが強く海の近くで生活したいと考えておりましたが、たまたま訪れた四国で山や川の美しさ、そしてその周辺の穏やかな時間の流れ、それを身近で感じられることの素晴らしさを強く感じました。そしてその中になんとなく故郷を感じとりました。それを確認するために、その翌週には帰省しました。歳を重ね、様々なものを見る機会を得、あらためて地元垂井町および周辺の地域を見ると、子供のころに見えていたものとは違ったものが見えるようになっておりました。相川をはじめとした身近に感じられる川、周囲を囲む山々、至るところにある歴史的な場所、関ヶ原や養老といった周囲の地域も非常に魅力に溢れていました。私自身も40歳となり、垂井で過ごした20年、横浜で過ごした20年を経て、次の20年をどう過ごしていくかということを考える時期であったこともあり、生まれ育った地元に何らかの形で携わることができればと思い、今回の開院の運びとなりました。
- どうして耳鼻科になったのか?
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耳鼻科ってどんなイメージをお持ちでしょうか?耳が痛い、聞こえにくい、鼻水が出る、そういった症状を診察するといったのが一般的なイメージなのかなと思います。実は、耳鼻科の学会の正式名称は耳鼻咽喉科・頭頸部外科という長い名前がついています。首から上で、脳・眼・歯以外を専門領域としております。まずはそのフィールドの広さに魅力を感じたということが、一番の理由です。その他としては、手術ができる診療科であること、自身が学生時代に音響外傷という病気になりお世話になったということも理由です。
- これからどんな診療をするの?
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先ほど述べた通り耳鼻咽喉科の範囲は広いのですが、これまで全般的に経験を積ませていただきました。その中でも、特に耳と音声は専門的に学ばせていただきました。具体的にはお子さんの難聴、手術が必要な中耳炎、声枯れを含めた声の病気、声帯麻痺の治療などを行なってまいりました。ともに音に関わる分野になるかと思いますが、それは自身の趣味である楽器演奏に影響されたものでもあります。15歳から始めたチェロは大学・社会人と継続して現在も続けており、アマチュアの楽団にも参加させていただき活動しております。それら専門分野も生かしながら、地元であるこの地域にかかわる仕事をしていきたいと思います。子供の診療、高齢者の難聴や嚥下といった分野にも力を入れて、皆が安心して暮らせるまちへの一助となりたいと考えております。実際に診察をさせて頂いていく上では、『見える診療』『伝わる診療』『分かる診療』を心がけたいと思っております。モニターなどを用いて所見を受診して頂いた方々と共有するとともに、診察時に直接お伝えするだけでなくリーフレットや動画などを用いてしっかりお伝えでき理解していただけるように努めていきたいと考えております。それらを継続して行なっていくことにより、地域の皆様の信頼を重ね、皆様にとっての「みみ・はな・のど」のかかりつけ医となれるように精進して参りたいと思います。最後までお読みいただきありがとうございました。
経歴
2008年 3月 | 横浜市立大学医学部医学科卒業 |
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2008年 4月 | 羽島市民病院 初期研修医 |
2010年 4月 | 横浜市立大学附属病院 耳鼻咽喉科 指導診療医 |
2011年 4月 | 横浜栄共済病院 耳鼻咽喉科 医員 |
2014年 4月 | 横浜市立大学大学院医学研究科博士課程 |
2018年 4月 | 横浜市立大学附属病院 耳鼻咽喉科 助教 |
2019年 4月 | 横浜市立大学附属市民総合医療センター 耳鼻咽喉科 助教 |
2023年 9月 | いその耳鼻咽喉科医院 開院 |
資格
- 耳鼻咽喉科専門医・専門研修指導医
- 難病指定医
- 身体障害者福祉法第15条指定医
- 嚥下機能評価研修終了
- 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会補聴器相談医
- がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修終了
- 補聴器適合判定医師
アクセスACCESS
電車でお越しの場合
JR東海道本線 垂井駅から徒歩6分
バスでお越しの場合
垂井・宮代・表佐線 さわやか号/薬局前バス停すぐ
垂井・岩手線 ときめき号/垂井郵便局前から徒歩2分
府中・東線 ふれあい号/垂井郵便局前から徒歩2分
車でお越しの場合
関ケ原ICから15分/養老ICから15分/大垣西ICから12分